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原著は1988年と非常に古いが今後もずっと価値ある書籍であり、特にユーザインターフェイス設計者には良い教科書だ。なぜならヒトの心理学的特性はそう短期間には変わりようがなく、ヒトの心理学的特性を工業製品に活かしましょうという考え方は設計において常に必要だからだ。
本書はドアノブからコンピュータに到るまでの使いづらいデザインの事例紹介と、なぜ使いづらいのか、どうすれば使いやすくなるのかを心理学的側面から要約してまとめている。
余談だがツーカーSなどは上記をほぼ満たしていて非常にわかりやすいのだが、現在の状態(架けようとしてる番号)が見えないのが難点だ。
上記対策は考えてみるとあたりまえのことなのだが、なかなか実践されていない。使いづらいデザインは今も変わっていないのはなぜか?
実際には工業製品は購入後、長期間に渡って使用されるので、使いやすさはメーカへのロイヤリティを高める重要な要素である。特に昨今ではCRMのようなツールの発達により、使いやすさはより計測しやすくなっており、評価項目としての重要性を増している。 本書は1988年ということもありソフトウェアについての言及は隔世の感があるが、本質的な着眼点・問題点は変わっていない。むしろ蓄積的に機能追加が可能なソフトウェアにこそ、今後より使いやすさが問われるようになってくるだろう。 |
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